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     去る10月26日(水)、「JCA講師オリジナル全国講習会」を
     主催:日本洋菓子協会連合会・埼玉県洋菓子協会、
     会場:愛工舎CAPホールにて開催いたしました。

     講師には神戸・北野の「ラヴニュー」平井茂雄シェフをお招きしました。



先ずは講習会開催に当たりまして、埼玉県洋菓子協会の白鳥常務理事からご挨拶。
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その後、講師及び助手を務めてくれた若いパティシエさん3名を紹介し、早速講習会スタートです!


今回は「全国講習会講師オリジナルメニュー」ということもあり、
平井シェフの技の結晶であるチョコレート作品を中心に計5品をご紹介いただきました。


①Accent アクセント
②Cake au chocolat ケーク・オ・ショコラ
③Pique-Nique ピクニック
④Tropic トロピック
⑤Vanille ヴァニーユ

写真12


最初に取り掛かったプティガトー「アクセント」は、神戸を代表するパティシエ7人によるプロジェクト
ORIGINE KOBE」の今季コレクション作品とのことです。

季節毎に3つの素材をテーマに決め、それらを取り入れたお菓子を7人のパティシエさんそれぞれがつくり、
期間限定で各店頭に並べられます。

今季9月からの素材テーマはチョコレート、セミドライフルーツ、塩。
平井シェフの「アクセント」(フランス語ではアクソンと発音するようです)は、
チョコレートをムースとして、セミドライフルーツにはイチジクをコンポートに、
そして塩はキャラメル・オ・ブールサレに使っています。

コレクション名のアクセントには
「退屈な日常から抜け出すためのアクセントのようなもの」という意味が込められているそうです。


 
 



2つ目の「ケーク・オ・ショコラ」、それからボンボンショコラの「トロピック」と「ヴァニーユ」のチョコレート製品では
扱うチョコレートやそれに合わせる素材の具合に関わる緻密な温度管理について
ひとつひとつ説明を交えて実演くださいました。


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ボンボンショコラの「トロピック」ではトランペ方法、
「ヴァニーユ」では型への転写シートの貼り方のコツとその効果も説明してくださいました。




チョコを取り出した状態の型
写真13-1
転写で表面が更にフラットになる





因みに、③「ピクニック」も「ORIGINE KOBE」のコレクションとして
今年の4月~8月に販売していたお菓子だそうです。

この「ピクニックに持っていけるようなお菓子」の3つの素材は
ハーブ、キャラメル、チーズです。
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そして、全ての作品が出来上がった後、受講者から平井シェフへ質問が挙がりました。
フランスに行ってよかったと思うこと、作業台をきれいに使えるのはどうしてか、参考にしている書物などあるか 等々。
この仕事に就くきっかけからコンクールでの経験、現在に至るまでの体験談を交えて答えてくださいました。






予定終了時刻は少し過ぎてしまいましたが(平井シェフからもお詫びがありました!)
今回の作品に傾注した実演と理論による大変勉強になる講習会となりました。



平井シェフの助手として前日からお手伝いいただいた
浦和ロイヤルパインズホテルの山下さん、藤代さん、パティスリーモアの田中さん、
そして担当理事の皆さまありがとうございました。

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◀次回埼玉県洋菓子協会主催技術講習会▶


日時:2017年1月17日(火) 午前10時から
内容:チョコレートのピエスモンテ
    バレンタイン直前!でもまだ間に合う即売りたいチョコレート菓子
会場:㈱愛工舎製作所 CAPホール

詳しい内容は追ってご案内いたします。 是非ご参加ください。



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