先日8月27日
埼玉県洋菓子協会主催、愛工舎CAPホールにて開催しました
“冨田シェフのスペシャリテとチョコレートピエスモンテの基本、コンクールに向けての技術”の報告です。
冨田シェフは現在、名古屋市にあるご実家「カルチェラタン」のシェフであり、
前日26日は早朝に現地を出発され、埼玉県戸田市の会場には午前9時すぎに到着しました。
講習会前日の準備は通常ですとだいたいお昼ごろから始まりますが、
午前から入られるシェフは、実は初めてです


8月27日(水) 午前10時。始まります。
受講者65人、会場ぎっしり、満席です。
当協会、朝田専務理事よりご挨拶、講師・助手のご紹介

続いて後援企業各社のご紹介
㈱イワセエスタ様
中沢乳業様

ヴァローナジャポン様
冨田シェフによる講習会がスタート。先ずは「冨田シェフのスペシャリテ」チョコレートを使ってのお菓子3点。


お昼の休憩をはさみ、午後はチョコレートのピエスモンテに取りかかります。
コンクール出場経験を生かしての体験談を中心に
冨田シェフがコンクールを目指すようになったきっかけから、優勝目指して何度も練習したことを熱く語ってくださいました。
重要なのは準備がどれだけできているか。
ピエスを組み立てる際に必要な道具、ミスし易いところは未然に防げるよう工夫を凝らし、実際の作業効率を高める。
お店での日頃の作業も同じ。

また、チョコレートの特性を生かした上でのパーツ準備や、作るパーツによってテンパリング方法を変えるなど、
細かな点まで教示くださいました。

この日は、8月ということで夏休み中の専門学校生が多く参加してくれました。
学生さんにとっては、コンクールへの挑戦はまだ先のことと思っていたようですが、
冨田シェフの熱い経験談やアドバイスを聞いて、何人かの学生さんは感化されていました。
今持っている力を精いっぱい作品で表現してください!

冨田シェフと共に助手として講習会の準備をしてくださいました浦和ロイヤルパインズホテルの青沼さん、
川口市のシュルプリーズから須藤さん、大阪から駆け付けてくれた笹岡さん、
担当理事の皆さまお疲れさまでした。